HiroDayo

トルーマン・カポーティ 真実のテープのHiroDayoのレビュー・感想・評価

3.5
トルーマンカポーティは大好きな作家の1人だ。
無垢と俗、素朴と虚栄、美しいが時には皮肉で辛辣な文が魅力で、何度読んでも飽きない。
そんな彼の周囲にいた人や同じ時代を知る作家が語るダイアローグ形式の映画。
この人の人生そのものが数奇で特殊なので少しカポーティについて調べてから観た方が楽しめると思う。作品と人生がリンクしていることはよくわかる構成になっている。
1960年代後半のNYの華やかな社交界の様子と、ジェイマキナニーの談話も見どころ。
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