Uえい

とらんぷ譚のUえいのレビュー・感想・評価

とらんぷ譚(1936年製作の映画)
3.0
ついこの間シネマヴェーラでやっていた記憶で、その時は配信されてなかった気がしたけど、見つけてしまったので視聴。

映画が始まると、スタッフの映像が流れ、それぞれナレーションで紹介していくというシーンがゴダールの「軽蔑」っぽかった。

ある男がカフェで半生を振り返るという形式のコメディ映画で、全編男のナレーションで進行する。冒頭、主人公がお金を盗んだ罰で夕食抜きになったが、夕食に毒キノコが混じっていて家族全員死ぬという荒唐無稽な話から始まり、ウェスアンダーソンの映画を見ているような気分になった。

その後も、カジノディーラーになったり、戦争に行ったり、宝石泥棒を手伝ったりと色んな事が描かれる。「ブレインウォッシュ」を見たからか、女優だけ謎に発光するような撮り方がされていて笑ってしまった。
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