この映画は日本人の誰もがしっている結末ですが、しっかり感動しました。
映画の中にでてくる長野オリンピックの前のリレハンメルオリンピックのシーンをみていたら、なぜか「ドーハの悲劇」の思い出しました。
リレハンメルオリンピックの７ヶ月前、ロスタイムで起きたショッキングな同点劇でワールドカップの出場権をのこり２分で失った「ドーハの悲劇」・・・そしてほぼ金メダル確定であとは普通のジャンプをすればよいだけだったはずがまさかの原田の失敗ジャンプ。自分は「ドーハの悲劇」のショックをマスコミに踊らされるままに感じていて、リレハンメルオリンピックの原田のまさかの失敗ジャンプと立て続けに夜中のテレビの前で受けたショッキングな出来事は今だに心に深く残っています。「サッカーもスキージャンプも興味がなかったらどんなに楽だったろう」とその時思ったほどです。
そのぶん４年後の長野オリンピックの金メダルは周りの人と同じようにまたはそれ以上に感動したのを覚えています。
日の丸を背負って挑戦することのプレッシャーなんて凡人のわたしにはわかりませんが。
この映画はその長野オリンピックのテストジャンパーをフューチャーした映画ですが、とにかくこの映画は私そして皆さんが想像している通りの内容の映画で、想像のレベル通りの映画です。でもしっかり感動します。
そしてナショナリズムもしっかり刺激されます。
こういう映画も悪くないです。
長野オリンピックの金メダルシーンは何度も見た記憶はありましたが、その裏でテストジャンパーが悪天候に挑んでいたなんでしらなかったです。
こういうの見ると東京オリンピックもパンデミックの中とはいえ、対策をきちんとして観客を入れたオリンピックを開催して欲しいとおもってしまうんだようなぁ。オリンピックのチケットが当選しているのもありますが。
