星の子のQHEYのレビュー・感想・評価

答えを出さない答えを次から次へと繰り出し、対岸の火事と傍観を決め込んでいたこちら側をも身動き取れなくする金星のパワーに圧倒される。
今生きている自身の足場さえグラグラにする無重力の闇が持つ恐ろしさ。
事態の異常性のステージすらわからない。
世間一般の常識などという中途半端な正義感では脈々と受け継がれたセカイの原理原則は揺るがない。