「宗教二世」というテーマから、もっとセンセーショナルな作品をイメージしていたら、思いのほかゆったりと進む穏やかな作品だった。
ある意味、これがリアルだったりするのかも…と思ったりもした。
「親の考えに賛同できない」っていうのは、誰しもが通る道。それが「変な宗教」だから、観客は全員ちーちゃんに共感するけど、これが「学歴信仰」とかだったらまた違って見えるだろうなって。
ラストシーンの意味があまりよく分からなくて。「両親が見当たらない不安」からの3人だけで星を見に行く流れはものすごく不穏で、もしや殺されたり…とかを覚悟したのに、全然穏やかで不思議だった。