このレビューはネタバレを含みます
宗教2世を描いた映画。新興宗教を肯定するでもなく、否定するでもなく、できるだけありのままを描いたという感じなのかな。両親が変な宗教にハマっていても、子供への愛情は本物だし、また子供も宗教に対する疑問を持ってしまっても親を否定することは難しい。最後は静かなシーンで幕を閉じるけど、バッドエンドともハッピーエンドとも言えない気がした。
年齢制限が7歳以上だったので、ほぼ全年齢向けのハートフルな映画化と思ってたけど、単純に暴力や性的なシーンがないというだけで、内容は全く単純ではないですね。邦画の良さが色々と詰まった映画だと思った。そして芦田愛菜はやっぱりすごいと思った。完全に子役から脱皮したなあ