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赤の涙のkokottoのレビュー・感想・評価

赤の涙(2016年製作の映画)
3.3
独裁政権下におけるウルグアイの兵士による、反政府組織への拷問、性的暴行。
人権を完全に無視した兵舎での拷問は見ていて辛い。陽気な音楽をかけながら完全に楽しんでやっているのが胸糞。
後半の刑務所内でのシーンが割と穏やかなのがまだ救い。描写は控え目なもののずっと拷問シーンなら無理だった、、、

30年以上経った今もなお同じような人権侵害がおこなわれているのを知って、主人公達は公の場で軍の悪事を告発する事を決意する。
これは実話である、という事実が重くのしかかってくる。

◆2020年 89本目
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