2022/09/21
監督 落合正幸
三上博史
葉月里緒奈
中嶋朋子
"その恐怖は培養され、増殖する"
愛する妻を事故で失った微生物学者の主人公が、亡き妻の細胞を培養し始めたことから、遺伝子の奥に眠っていた恐るべき怪物を呼び覚ましていく様を描くSFスリラー。
中嶋朋子でもう一本。
当時大変話題になった原作を読んだ時、かなり難解ではあるものの、その面白さに一気読みした、読み終えた満足感とともに少しだけ賢くなった気がした記憶。
残念ながら映画化された本作は、あの原作の面白さには及ばないと感じたものの、実写化の難しさに納得したが、当時の作品としては良くできていたと思う、脚本が君塚良一と言うことで妙に納得できる。
葉月里緒奈の妖艶なEve、三上博史のマッドサイエンティストな感じもハマっていた作品です。
鑑賞日1996年 劇場にて
