ミヤマレベッカ

鹿の王 ユナと約束の旅のミヤマレベッカのレビュー・感想・評価

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)
3.5
原作既読の状態で見ましたが、原作よりファンタジー要素強めの作品に仕上がってました。
ただやはり原作小説4冊分を映画にまとめているのでかなり駆け足な印象で、この作品独自の専門用語も多いので全く原作読んでないとちょっと置いてきぼりになってしまうかも。心配だなーという方は、公式サイトのCHARTと STORYを見ておくことをオススメします。
原作と比べるとキャラクターの設定や終盤の展開が少し異なり、映画オリジナルの要素が結構入っています。原作よりシンプルな構成になっているのでまず映画から入って原作を読む、というルートもかなり楽しいかと◎

原作の壮大で複雑な民族間の政治劇やオタワル医療と清心教の医術としての在り方の違いについてなどが映画ではじっくり見れなかったのはちょっと残念だったので、NHKとかNetflixとか、お金を持ってるところがじっくりアニメシリーズとか作ってくれなないかな……と淡い期待を持ってます……!
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