テイラースウィフトって、なんか出来過ぎてる感じがして(美人だし、スタイルいいし、優等生っぽいし、売れてるから)興味がなかったんだけれど、これを観たら彼女に親近感がわいた。
売れっ子ゆえの苦悩とか、そりゃ当たり前だけどあった。
いい子でいなきゃいけない、歌で褒められたいって思って生きてきた普通の女の子が、努力して掴んだ地位と賞賛。
ミュージシャンって一見華やかに見えるけど、曲作りは本当に孤独で地味な作業の繰り返しなんだな。
あのカニエウエストのMTVのときの事件の時は19才だったとは。あんな全世界の人が見ているなかで侮辱されたら、そりゃ病むよ。
彼女が、me tooや政治的な発言をするようになったのにも理由と覚悟と信念があることが分かって、
優等生を脱却して、自分らしく生きようとするテイラーをなんか応援したくなった。
消費される女性性を変えたいと願う、30代になるテイラーは、どうなっていくんだろ?
ちゃんと歌詞も読んで聴いてみようかな。