このレビューはネタバレを含みます
韓国ドラマを観るようになって大ファンになったチョンヘインとキムゴウンが出てるので鑑賞。
これ、たぶん過去を懐かしめるアラフィフ世代が作ってるのかな?その世代向けな作品な気がする。
国は違えど、年齢と時代がドンピシャだったので、ミレニアムを挟んだ時代の空気感を感じながら、自分の人生と重ねながら見てた。
Windowsのデスクトップ、メール、折りたたみ携帯…時代の進化とともに通信手段が増えて、今はすれ違いなんて皆無だけど、
あの時代は、あのなかなか連絡が付かない感が、相手を想う気持ちを盛り上げたり切なくさせたりして、情緒があってよかったな。
あの頃は未来が全く読めず、必死にもがきながら生きていたけれど、
今振り返れば青春そのもの。
40代になれば、色々な思い出が褪せてくる。大切な人の死さえも。
観ながらそれを急に自覚してしまい、哀しく切ない気持ちになってしまった。
小説しか読んでないけど、雰囲気的には、燃え殻さん(名前が吸い殻さんしか浮かばなくてググった)の「ボクたちは大人になれなかった」みたいな感じがした。
にしても、主役の二人は芝居が良すぎる!
ゴウンちゃんが「トッケビ」の時と笑顔のつくり方違くて脱帽。
観てよかった。