きっとこのドキュメントもいろんな角度から穿った見方をする人もいるだろう。
SNSやネットやテレビやゴシップ誌でのメディアリンチ。
日本だけじゃなく世界中が歪んでる。そんな時代。
物心ついてすぐだったり、大きな傷や困難にぶち当たる前とか、そういった物を乗り越えた後とか、その瞬間は人それぞれだろうが、誰もが一度くらいは「正しくありたい」と願ったことがあるのではなかろうか。
僕自身も何度も願った。しかしその願いは未だに叶っていない。
「グリッターをつけて、この世の二重規範と戦いたいの。ピンクの服を着て政治の話をしてみたいわ。両方好きでもいいじゃない」
「今でも欲しいものは、ペンと繊細な気持ち、それから素直さ」
この二つの彼女の言葉がとても彼女らしいのだろうなと思った。
テイラー・スウィフト。
今さらながら、このチャーミングなスーパースターのファンになった。