映画好き大学生の独り言

ひとくずの映画好き大学生の独り言のネタバレレビュー・内容・結末

ひとくず(2019年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

朝からとんでもないものを観た。今作の加害者は元被害者。虐待を受けてきたから、愛情の注ぎ方がわからない。子供との接し方がわからない。カネマサはマリが受けている虐待の状況を、かつての自分に重ねて、助けることにした。食べ物を与え、衣服を買い、風呂に入れ、観覧車に乗った。マリはカネマサにきちっと「ありがとう」と言う。マリとカネマサは、優しさを忘れてはいない。やっとマリにも親が出来ようとした時にカネマサが逮捕。傷つくのはいつも子供。

デレクターズカット版のために☆5.0は置いておきます。

■鑑賞記録
▷2021.08.05
[パルシネマしんこうえん]