はる

プロミシング・ヤング・ウーマンのはるのレビュー・感想・評価

4.5
こんなに悲しい話があっていいものかと思った。自分の復讐ではなく、親友のための復讐。
「ニーナはニーナだった。なのにあなたの名前がずっとついてくるようになった。本当はあなたにニーナの名前がついていくべきなのに」
こんな感じのセリフがあったと思う。
やった方は都合の良いように忘れて、自分は関係ないだの、子供の時の話だのと言う。でもやられた側は、その人の顔も声も名前も、されたことも全部鮮明に覚えている。
こんなクズな男ばかりではないことはわかっているけれど、良い人ばかりでもない。
自分のために大学を中退し、死んでも復讐しようとするほど、自分のことを愛してくれたキャシー。ニーナは最高の友達がいたのになあ。
はる

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