プロミシング・ヤング・ウーマンの作品情報・感想・評価

プロミシング・ヤング・ウーマン2020年製作の映画)

Promising Young Woman

上映日:2021年07月16日

製作国:

上映時間:113分

あらすじ

「プロミシング・ヤング・ウーマン」に投稿された感想・評価

りん

りんの感想・評価

4.5
世の中の性真っ盛りの全高校生に見てもらいたい映画。(もちろん高校生以外にもね)

若気の至りで、性欲を抑えることが出来なかったら、一生取り返しのつかないことになるということを知ってほしい。

嫌よ嫌よも好きのうちっていうのは、違うってことを知っておくことの大事さを知ってほしい。

男とか女とか関係なく、公共の場で泥酔するほど酔うことの危険さもね。
花子

花子の感想・評価

-
もう少しパンチ効いた流れにしてもいいかなと思ったけど、緩急ついたストーリーで、途中のファーマシーでのシーンは涙が出そうになった。
演出とかラストとか、むむ……というところもあるので総合的にめちゃくちゃ好きだというわけではないけど(もちろんいいシーンも色々ある)、女が女のために戦う映画、もっとたくさん見たいね。

このレビューはネタバレを含みます

ここで終わらないよね…?ってところで続きがあったのが救いだった。
今のところ本年度ベスト1!

ミニスカート履いてるんだから見ても仕方がない。
胸を見せてるんだから挑発してるのはそっちだ。
家に来るということはそういうことでしょ?
そんな手前勝手な男側の理論は令和の時代になっても残念ながら存在する。

本作の主人公は、そんな男たちに冷水を浴びせる。我に返った男たちはさっきまで「帰らないでくれ」と懇願していたくせに「帰れ」という。さらにあろうことか「俺はイイやつだ」と自己を正当化し「ロクでもない女め!」と相手を罵る。このやり取りが傍から見れば実に滑稽で、同じ男として情けなくも身につまされる。

彼女がなぜそんな事をするのかが中盤から明かされ、物語はグッと加速し、面白さが増す。
その緩急の付け方から落とし所、登場人物のキャラクター造形まで映画として完璧といっていい出来で、アカデミー賞脚本賞もだてじゃない。
特に主人公はキャリー・マリガンの演技力と彼女の中にあるルール、矜持が素晴らしく見ている者を自然に感情移入させてくれる。

もちろん、不意に高まる緊張感を表す音楽の使い方などの演出も印象的。

エンタメとして間口の広い作品、文句なしに面白いストーリーがありながら、見る者に確かな、重い宿題を持ち帰らせてくれる。
夏休み向けファミリー映画がどんどん盛んになる時期だが、本作は間違いなく大人が見て、満足できる一級のエンターテインメントだ。
Haru

Haruの感想・評価

4.8
やっと見れた…!!!
でも予告で想像するような、単純にスカッとする映画ではなく、性犯罪のテーマをエンタメ的に消費することだけで終わらせない、という制作側の凄い意志を感じるラストだった。

たぶんスカッと終わるラストだったら、それこそドラマのラチェッド状態。現実じゃ考えられなさすぎで、SF作品になってしまうのだと思う。

毎晩男の家に行っては説教で終わってるのか、一体何をしているのかわからないけれど、多分人は殺してないんだろうな、と。多分その一線がこの映画では重要な線引き。その倫理観がすごく現実的で良いし、エンタメで終わらせない要素の一部だと思う。復讐も結構ギリギリのところを攻めてはいるけど、相手の意識を変えさせるのが目的であって、完全な復讐とは少しずれたところなのも、また現実的に見えてきて、さらに心にはずしっとくるものがあるんだよな…

後は女と男、という二元論で性犯罪を区切らなかったこと。ラヴァルヌも唯一の親友としてキャスティングされてるし、トランスジェンダーということを直に示すことはないけれど、映画に登場する唯一の黒人女性として描かれる。そこにも制作側の意図を感じるし、そういうことなのよ…性犯罪は完全に男が悪!!という描き方より、こういう個人個人の意識にまで浸透している社会システムが糞なんですよわかりますか?と冷静に示されれば示されるほどキツい…

でも本当にトリガーになるような、トラウマになってしまうような表現は出てこないので、比較的誰にでも見てもらえる作品だと思う。大衆向け、でも胸糞悪い、そのバランスが最高でした。ちなみに映画全体の色彩と音楽もラチェッドっぽく好みでした。
DNSMT

DNSMTの感想・評価

3.4
スリル満点。
ただ、劇中で実際に起きた事件と主人公の復讐のやり方・行動に納得はいかないので感情移入は出来ない。
ハニートラップも性犯罪の一種なのでは?
あ

あの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

男も大概だけど、女ももうちょっと自衛できたんじゃないかって思っちゃう
そこも含めて教訓になるし、男女で意見分かれるなあこれは
なるほど脚本賞
素晴らしい復讐劇。上げ方も最高で内容もすごく好み。

最近の五輪開会式の件もありなかなかタイムリーなので今から観るのはアリ。
その時の行動は永遠についてまわるということ。ここまではされないだろうけど。

100%清廉潔白はないかもしれないが、それを盾にする人より自分が黒かった試しはない。

2021/7/25 T・ジョイPRINCE品川/シアター2
プー

プーの感想・評価

4.0
『こんなに楽しめない結婚式はないな』

アカデミー賞脚本賞目当てで、事前予習一切無しで観に行きました。
いやー、こえー(おもしれー)。

まず、キャリー・マリガンさん、めちゃめちゃ綺麗です。
物語の序盤から中盤にかけてはどちらかといえば可愛いらしい印象で観てましたが、クライマックスシーンに向かうあたりからは、美し過ぎて見惚れます。
その美しさがクライマックスの恐怖と盛り上がりをより倍増させる感じです。
テーマがテーマなので、軽々しくは思わないですが話の題材やストーリー自体は珍しくはないです。
が、細かいところがスゴく良い。
数字の数え方とか弁護士さんとかね。
そして、リベンジという目的とキャリーさんの演技が凄まじい熱量で物語を引っ張って行き、途中の緩急も絶妙です。

それにしてもジョーはマジでクズだな。
ジョーには『ゴーン・ガール』も観せるべきだな。

脚本賞に恥じない素晴らしい作品でした。
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