スカッと爽快!女の子復讐劇!って感じではない。
どちらかというと、どろっとした殺意からのワクワク感って感じ。ラースフォントリアーの「ハウスジャックビルド」を思い出した。あそこまで直接的なグロ描写は全然ないけどね。
30代女性×ティーンエイジャーアメリカンファッションっていうのがこの作品の肝であると思う。キャリーマリガンにしかできない役かもしれない…。
演出!
ユニコーンカラーのお菓子やエクステ
電飾とか写真で飾り立てているドレッサー
長いブロンドに結んだ小さなリボン
5本全色違う色のマニュキア
などなど、細かい「ティーンで時間が止まっている」っていう演出にご注目!
音楽!
toxicのアレンジが作中で出てくるけど、おどろおどろしくて良い。ポップすぎない、でもかわいいグロ!
衣装!
古着屋さん行ってパステルなアメリカンガールなコーナーを見るのが好きなら楽しいかも!グロい絵本を見ている気持ちになる。
総じて「大人なセクシーレディがかっこいい!」ではなく「子供な30代がグロ可愛い!」ですね。