正直期待しすぎた気もする。
ただ、ビジュアルはピカイチ
鮮やかなジャンル変更とその後の予測できない展開にはワクワクが止まらんかった。
オープニングのキャリーマリガンの演技力と語りすぎない展開、不穏な演出はこの後のストーリーの面白さを予期させる理想のオープニング。
しかし、途中までの展開は意外と既視感があった。が、カット数の場面展開の多さで心地いいテンポの良さが出ていて、中弛みもない。
クライマックスの展開は読めない。そうきたかと。
フィクション的な復讐劇ではなく、あくまでも現実的でなおかつ核心をつくような復讐方法が印象的
過去を語りすぎず、現在のストーリーに焦点を置きつつ、凝った構図や音楽で映画だからこそできる方法で、彼女の心情を力強く伝える。
セリフの細かいところで、現実への皮肉が効いてる
ストーリー自体の展開というよりも、彼女の葛藤や心情変化、台詞回しなどが評価されたのかな
