前情報をあまり入れず、たまたま見つけて鑑賞。
……うーん
後味よくない。
ジェンダーバイアスへの問題提起とか
セカンドレイプ問題とか
テーマは見えるんだけど
主人公のメンタルに共感しきれず。
彼女はかなり病んでる状態だと思うので
共感できなくて良いのかもしれないが
登場人物それぞれに不快感が残ってしまい、モヤモヤ。
観ていて不安な気持ちになる。
重いテーマなのに
オシャレっぽく描いてるところに違和感あるのかなあ
主人公の動機も、それ以前がほぼ描かれない(台詞の中に出てくる程度)のでどうも納得しきれない。
それが売りなんだろうが、私の好みではなかったなー。
最後も、ああなることを狙ってたのか
そうならなかったらどうするつもりだったのか
そこは鑑賞者各自に委ねられてるってことか。
決してスカッとする復讐劇ではないし
ただ悲劇でもなくて
もやっとした怒りに近い感情が残っちゃった。
今時だと「毒親」ととられかねない発言もあれど
あの両親は娘を愛していて
基本、善良なのであって
その気持ちを思うと、1番辛い。
救われない話。