ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」のじゃむのレビュー・感想・評価

1台のピアノ、1つのセット、3人の役者で210分間見せる、バケモノのような舞台だった……

リーマンブラザーズの創業者がアメリカに移住してから、リーマンショックが起きるまでの200年近い歴史を叙事詩的に描いている。

すべての役を3人で演じ分けているので、時代が19世紀から20世紀に進み、手帳がパソコンに変わっても、アラバマで綿花を売っていた3兄弟が後ろに透けて見えるようで面白かった………………