本場の演劇、実はみたのはじめてだ。考えてみれば旅行でもしない限りなかなか海外の演劇みる機会ないもんね。生でみれたとして字幕ないと辛いし、こうして上映してくれるのありがたい……。というわけで、わーこれが本場か！さすがシェイクスピアの国！という感動がなによりも勝ってしまった。ほんとーに、役者が圧巻。舞台装置もかっこいいし音楽が！良い！
家族経営の会社って現代のわたしたちの価値観からすると、「成金の父とバカ息子、そして経営悪化」みたいなイメージが強いけど(たぶん)、兄弟、親子で似ているところや違うところのバランスがうまく働いたり、働かなかったり、という絶妙な……大河ドラマみてるみたいだった。わたしは社会科がきらいで、歴史や経済の話をきいていると頭がぼーっとしてくるのだけど、こういう風にストーリーを与えてくれると理解しやすい、というか個人的な話と世の潮流についての描写のバランスが丁度良かったのだろう。ツイスト踊りながら死ぬところ好き。
