このレビューはネタバレを含みます
可愛らしいファンタジーな物語だけどすごくメッセージ性が強くて、主人公のルビッチも気弱な感じだけどすごく芯が強かった。解釈が難しすぎる事もなくスッと入ってきて、温かい映画だった。
煙突だらけで黒い煙に閉ざされた町で、その先には星があると信じ続けるルビッチ。
周りからは嘘つき呼ばわりされても信じ続けて、最後には町の長い長い夜を終わらせる。
周りの人(意地悪な同世代3人組とか煙突掃除仲間とか)が、少しずつルビッチに心動かされていく様がとても良かった。
そして何よりルビッチとプペルの友情!!!
ルビッチとプペルの声優が芦田愛菜ちゃんと窪田正孝さんで、両方とも雰囲気に合いすぎててとても良かった!!
途中2人が喧嘩しちゃうシーンで、プペルが持ってたシャツに星が縫われてるところで涙。家族愛とか友情とかに弱いので泣けるポイントが3箇所くらいあって、マスクの中がびしょびしょになった。
個人的にちょっとだけ気になったのは、時間の経過を表す時の歌詞付きの挿入歌。
普通に普通のJ-popだからちょっと映画の雰囲気にも合わないような気がして、しかも3箇所くらいあって、歌詞なしの曲とかだったらもっと良かったかなあと。
でもめちゃめちゃあったかい気持ちになってすごく良い映画だった!