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映画 えんとつ町のプペルのSynのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
2.5
全体的に思っていたより完成度が高い作品。(絵的な話です)
映像や世界観が綺麗で、音楽も良かった。
メッセージ性も明確で、展開やストーリーは既に情報が出てるのでなんとなくわかりながら見ていたので裏切りや意外な展開は特にないです。
CGやアートも綺麗で独特な街を表現出来ていたと思います。

ただキャラクターデザインが魅力的でない。
登場キャラのバックグラウンドも特に語られないのでヒューマンドラマ的な感動は薄かったです。キャラクターCG、モーションの荒さも少々気になりました。
加えて冗長なカットが多かった印象。
特に心理描写や物語に有効でないカットがいくつかありました。全体的には45分くらいで纏められそうな作品。
シンプルな物語が原作のため仕方ないところではありますが、映画となると脚本の物足りなさを感じました。
「泣かせる映画」だったのであまり感動はしなかったです。
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