保健の授業で流すべき一作であるし、大人になってからでも遅くない。なぜなら今この瞬間も確実に、直面している17歳がいるだろうだから。
お腹を痣ができるほど叩くシーン、昔読んだノンフィンクションの本で主人公の方が同じことをしてらっしゃった。
出てくる男性全員がどうしようもないタイプだったことにはモヤモヤした(まあでも本当にいるんです)けど、それこそ「17歳の主人公にはそう映っている」という描写なのか と、ここで整理していて思いました。
いとこのスカイラーの優しさと視線 ホロリともドキリともするなあ。
本作タイトルから『17歳のカルテ』を連想しました。鑑賞当時17歳の私は「同い年でこんな強い子いないよ〜」なんて思っていたのだけれど。けれど10年後の今、スザンナと本作オータムの(立場上の)弱さがズンと伝わる。
なんの因果か 『17歳のカルテ』エンディング曲では『ダウン・タウン』が連呼されています。