あべま

17歳の瞳に映る世界のあべまのネタバレレビュー・内容・結末

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

アラサー独身男が見た正直な感想は「つまらない」でした。

以下が理由です。

・セリフが少なくて感情が読み取りにくい
・なんで従姉妹に感謝しないの?
・親の父親?彼氏?の説明もないから分かりにくい
・冒頭の歌唱シーンで、なんで暴言を吐かれたのか意味が分からない
・電車内のこっちを見ていた男は何?
・ナンパ男に好意があったのか否か本心が全く読めなかった。

そして、皆さんのレビューを見て上記の感想の答えがなんとなく見えました。

・セリフが少なくて感情が読み取りにくい
→リアルさを追求した。彼女の17歳独特の気怠さや妊娠による不安感を表してた。

・なんで従姉妹に感謝しないの?
→強い絆で結ばれてるからこそ、特別感謝するシーンもない(主人公は17だからそこら辺には至らないという見方もできる)

・親の父親?彼氏?の説明もないから分かりにくい
→男の幼稚な部分を集約した人物像。

・冒頭の歌唱シーンで、なんで暴言を吐かれたのか意味が分からない

・電車内のこっちを見ていた男は何?

・ナンパ男に好意があったのか否か本心が全く読めなかった。

→そもそも、文化として、女性軽視されがちなところがある。最後の男のお金をもらうシーンは、女を売ってお金を稼ぐという「女性搾取」を表現した。

もちろん、個人の感想でしょうが殆ど腑に落ちました。


そもそも、アメリカ(NY)という国の文化を全く理解できていないと難しいかなと思ったのと、私自身が作品に出てくる男性の悪意の意図を全くと言っていいほど感じ取れなかった(理解できなかった)という点から、「つまらない」に直結したと考えます。


なので、この「つまらない」は自分の勉強不足によるものなので、今回は勉強になりました。

それと、皆さんのレビューを見ていると、世の中の男性を卑下するコメントが何件かみかけて、この映画のような悲しい思いをする人はいなくならないんだなと残念に思いました。

あと、和訳タイトルのセンスの無さにガッカリしました。
あべま

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