このレビューはネタバレを含みます
不器用だけどまっすぐな愛に終始ボロ泣きしてしまった。
両親からの愛を知らずに育ったヤスだからこそできた愛の伝え方だと思うし、
そして、それをしっかりと受け取ったアキラもまた本当の意味で人を愛する事のできる人になったんだと思う。
アキラの背中を温めてくれた周りの皆の優しさにも一々泣いてしまった。本当ありがとうございますと伝えたい。
最後のシーンは、青空を背景に映るヤスは「鷹」を表現してたのかな。
それと海が背景のシーンで終わるのも良かった。
大切にしたい作品です。
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『海は、なんぼ雪が降っても、知らん顔して黙って呑み込んどるわ。アキラに悲しみを降らすな。ヤス、お前は海になれ。お前は海にならんといけん』