こざる

17歳の瞳に映る世界のこざるのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
3.5
キノシネマ立川。フィルム特有の甘い描画。16mm?▼原題の「Never Rarely Sometimes Always」を畳み掛けるシーンが山場だが、その過程でオータムの素行に大きな疑問符がつくので共感度は微妙。それでも女同士は助け合うという主旨はわかるが、男が全員クズなのも説得力には逆に作用▼性暴力の有無を、例の答えられない質問でほのめかすだけで明示しないのは、妊娠の理由を問わず産むか堕すかは女性が決めるという主張がベースにあるから▼つまり中絶禁止法反対のプロパガンダ。主張には100%賛成するが、「映画」を観に行ったのでモヤモヤする
こざる

こざる