このレビューはネタバレを含みます
伏線、全然回収しなかったけど、続編あるんでしょうね?
今回、バディの組ませ方がよかった。特に志恩とカリナのバディは、初めて女性同士だったこともあり、さらに二人の冷静な対応がカッコよく描かれていた。
あと美佳ちゃんは、アニメの時より丸くなった印象。これまではプライドが高く、自らの色相ばかり気にして、大して役にも立たないばかりか最悪な言動ばかりで、嫌ぁなキャラクターだなぁと思っていたが、今回は課長らしくリーダーシップを発揮していた。ラストの変顔、最高でした。
3期通しての物足りなさというのは、1期のテーマとして朱ちゃんが言ったように、「法が人を守るのではなく、人が法を守る。」とか、「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ正しく生きなくてはいけない。」という、現実の世界でも考えなくてはいけない事柄が見えなかったところにあると思われる。
終盤の灼のセリフに「ドミネーターは嫌いだけど、唯一引き金がある所は好き」や「罪を償う権利を誰もが持っている」とあるように、正しく生きるため私たちが背負わなくてはいけない責任について、もっと考えなくてはいけないのではないだろうか。