実はピノキオは本作が初見。
夢の国でアトラクションに乗り、なんとなくの話しは分かるけれど、物語としてちゃんと見たのは初めて。
「ほんとうの」も何も、初見なのでディズニー作品とのギャップの衝撃はなく、むしろ見終わった後に本当の話をネットの紹介で読んで「ほんとうの」話はもっと残酷な話だということに衝撃を受ける。
映画自体は現実とファンタジーが上手く混じりあっていて、どうしようもなく救われないピノキオの辛口物語をマイルドに仕上げてくれている。ラストは感動すら覚える。
それにしてもロベルト・ベニーニは自身が監督したピノキオに次いで、本作に出演するなんてなかなか面白い。ロベルト・ベニーニ年取ったね。
