どらみ

生きちゃったのどらみのレビュー・感想・評価

生きちゃった(2020年製作の映画)
3.9
作品の放つ熱にやられ疲弊した
しんどい
不器用過ぎる登場人物達を肯定できないし
賛否別れるだろうが
私は好きです
自分の想い通りの自分じゃなくても
想う様に生きられなくても
人はいとも簡単に死んで消え去ってしまうから
たまたまでも
”生きちゃった”自分は
生き続けようと強く想えた

行きづまり
停滞から静かに落下しているこの国を象徴する様な
想いは深いのに言葉にできない太賀
満たされない想いが暴走する大島優子
二人を受け入れ見守る若葉竜也の受けの芝居が光る
北村有起哉の怪しさ

至上の愛をテーマに
原点回帰で制作するアジア映画プロジェクト
後5作も楽しみ✨
どらみ

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