おどろきの白鳥

映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!のおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

4.0
女の子でも大暴れ、大声で夢を語り、敵に説教。
メインゲストはちゃんと演技ができているものの、わき役ゲストのタレント声優初挑戦枠は棒。
などなど、プリキュア映画の基本形はちゃんと踏襲。

周年企画で(?)登場の「5GO GO」メンバーは、かなりの添え物感だったのが惜しいものの。
ARにマッドサイエンティストが登場し、母子の情までしっかり描いた、SFファンタジー。
「夢」って実は「エゴ(わがまま)」なのでは、という深いテーマを幼児にもわかるようさらっと盛り込むあたり、脚本のクオリティは高く。

例年はミラクルライトで「ぷいきゅあがんばれ~」と叫ぶ演出が映画本編に入るのですが、コロナ対策で光るだけ幼児特典(ゆめペンダント)配布なので、子どもたちの反応が今ひとつわからないのが寂しかった。