勝沼悠

わがままなヴァカンスの勝沼悠のレビュー・感想・評価

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)
2.9
 16歳の少女がセクシーな22歳の従妹に連れられて刺激を求めて過ごすひと夏を描く。

 いわゆるお色気な映画かと思ったら全然違った。
 性差別と戦ってきた監督が性的なスキャンダルをきっかけに売れたモデルを起用して撮った映画だったのか。それはすごいなぁ。
 奔放な女性を傷つきや暗部もしっかりと描きつつ、でも決して否定していないように感じた。

 原題の『Une fille facile』は尻軽女という意味なんだけど、このへんもうまいと思う。これにうまい放題つけるのは難題だと思うが『わがままなヴァカンス 裸の女神 』はなんだかなぁ。。。
勝沼悠

勝沼悠