わがままなヴァカンスの作品情報・感想・評価

上映館(1館)

わがままなヴァカンス2019年製作の映画)

Une fille facile/An Easy Girl

上映日:2020年02月21日

製作国:

上映時間:92分

ジャンル:

あらすじ

「わがままなヴァカンス」に投稿された感想・評価

Mytyl

Mytylの感想・評価

3.7
姉妹みたいなドドと、双子みたいなソフィア。双子みたいになるために、バッグやタトゥーをお揃いにしても、やっぱりずっと同じじゃいられない。ズッ友を誓いあっても気づけばそんなことなくなってしまうけど、誓ったあの日は無くならない、系映画が好きなので、いとこ同士の一夏の友情にグッときた。
ドドとの友情も、フィリップとの関係も、90分の間に濃密に、過不足なく描いていて、聡明な映画だった。
この気怠い空気好き。
未体験ゾーンなので一週間しか上映しないから急ぎめに鑑賞してきました。

16歳のネイマと22歳のソフィア。
この年齢の6歳差ってなかなか。
自由はたしかに大変なんだよな〜
お母さんいいこと言う。
16歳にしては刺激的な夏…

ドドなんでも許しすぎだろ。笑

サヴァ?の次はポクワ?もよく聞くフランス語。覚えてきた。
Carpe Diem カルペディエム
今を生きろ(ラテン語)
ヒューマントラスト渋谷で開催中の未体験ゾーンの映画たち2020鑑賞
16歳の夏は特別、色んな経験して大人の階段を上がっていくってこと
EDGE

EDGEの感想・評価

2.6
theatre♯2
B
昨寝のバケーションと似てたら嫌だなぁと思っていましたが、もう少し話の内容はありました。
年齢的にはちょっとですが、性体験では無い一夏の経験って感じでした。
ドドの器が少しデカい。
未体験ゾーンの映画たち2020 13本目

ザヒア・ドゥハール目当てか場内おっさんばかりだった…
刺激的な大人の世界に憧れる少女のお話
なんとほとんど満席でした。意外!
ブノワ・マジメルが普通のおっさんになってた…

モラトリアム女性が、ヴァカンスで、数人の人々とちょこちょこ普段しないような事をやったりして、人生において大切な事を一つ覚える話。

僕には全く関係ない世界の話だけど、青春映画?としてはよくできていたのではないかと思う。みんなキャラ立ってたし…
お金持ちなら年取っても、若い超美人やその友達の清楚系とセックスできるって「今更言われなくても知っとるわ!」と言いたくなる事を突きつけてきます。

あと、準主役のザヒア・ドゥハールさん、元高級コールガールで、現在デザイナー兼モデルという経歴らしいです。アルジェリア系の貧しい移民だったというので「女はみんな生きている」を思い出しました。
160

160の感想・評価

3.6
ネイマに感情移入して観れたし、作品に入り込めた。
物語も描写も全てが刺激的だった。カンヌの若者はみんなこんな感じなのか?私の周りではあまりない若者の文化だったから新鮮さと刺激を受けました。若い頃を楽しんでる生き方だよな、本能のままに生きてるなと羨ましくなった。自由に生きやすそうだし、それに比べて今の私の環境は窮屈だと感じた。
途中で寝てしまったので、なんだか分からない感じで終わった…。
少女が大人になるみたいなテーマだったのだと思われる。
moshima

moshimaの感想・評価

3.6
カンヌで暮らす凡庸な少女ネイマの前に現れた、6つ年上の従姉ソフィア。久方ぶりに再会した彼女は母の死をきっかけに暴力的なまでに美しい大人の女性へと変貌していた。ソフィアと過ごす一夏の思い出。それらが少しずつ、だけど確実にネイマの中のなにかを変えていく。

ソフィアと一緒にいるうちに出会う、"違う世界にいきる人々"との時間は、ネイマにとってきっと目もくらむほど魅惑的。そして空虚。それを分かりながらも彼女は自らの意志でしっかりと、その中に足を踏み入れていく。
ソフィアは絵に描いたような"尻軽"。だけど、その美しさの裏で彼女はもがき苦しんでいる。そしてその苦悩の痕跡すら美しさに繋がっている。だから観客は彼女を嫌いになれないし、ネイマの変化も美しくたくましいものになったんじゃないかな。

カンヌだからこそ醸し出される、「優雅さ」と「気怠さ」と「大胆さ」が画面いっぱいに溢れている作品。カンヌの海に頭から飛び込んだ後のような気持ちになった。
16歳の女の子が、ひと夏のヴァカンスで体験した少し背伸びした体験。
元々なら友達と年相応の青春となりそうなところ、パメラ・アンダーソン(例えが古いけど、そっくり)みたいな従姉妹、ソフィアの登場で大人の世界を少し覗くことに。

この大人の世界というのがまたクセもの。
金持ちが財力を誇示する自家用船に若い子を連れ込む、金持ってるヤツしかできない下衆な世界でもある。
そこの主はとりあえず若い子の身体を楽しむだけ楽しんだら盗みの疑いをかけて追い出すというクズでもある。


大人なのはそのクズの友人という立ち位置ながら実質こき使われているブノワ・マジメル。主がソフィアとしけこんでる時も淡々としている。若い子達の乱入に気を悪くしている使用人には、客に対して失礼な態度を取るなと叱る。
主人公がソフィアの影響を受けて化粧したりドレスを着たりと、大人の世界に入れるんじゃないかと思い始めた時に、君は子供だと言ってピシャリと釘を刺す。


ソフィアの男を利用していても誰かに捕らわれる訳ではない世渡りは自由に見える。
男からすれば、あけすけに言えばヤリたくなるビッチで、しばらくしてどっか行って欲しい存在だったりする。
しかし主人公は、一緒の時間を過ごす内にソフィアが1人で孤独と彼女にしかわからない辛さを抱えている事を知っている。

昨年観た「ビッチ・ホリデイ」を少し思い出したりした。金(時に権力)を持っていきがってる男とそれに群がる女。一見羨ましい派手な生活に見えてなんと表面的で空虚なことか。
主人公には大人の世界から、それを教えてくれる大人がいて、そして浮かれた彼女の根っこになってくれる親友がいて。幸せな子である。

あと、下衆であっても悪い世界の人たちでなくて良かったね。
シャネルのバッグがひと夏の思い出とか言えなくなる事態になってた可能性もあるし。


それにしても船の主とブノワ・マジメルの関係性は否が応でも「太陽がいっぱい」を思い起こさせるもので(衣装もそんな感じ)、きっと主はそのうち殺されるんだろうなあと思いました(笑)


関係ないが、クルーズして出会ったイタリアの金持ち女性が「真夜中のパリでヒャッハー!」の方で、年齢を重ねた美しさが素敵な方なのでソフィアとの対比が残酷なのだが、調べたらなんでも公妃の称号という凄いものをお持ちの方でした