三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のSatomiTakayamaのレビュー・感想・評価

右か左か
双方を貶め合うのか
内閣の話をするのか
尊王の話をするのか
そんな想像をしていたけれど
極めて矮小な想像力だった。

私の理解の及ばない話は
多々あったけれど
誰もが、自分はどう生きるか
社会や他者とどう関わっていくか
それを突き詰めた結果が
共闘学生と三島由紀夫という構造になっただけ。

私は政治を実生活から切り離しがちな現代人だけど、政治は私の生活を包括するものだし誰もがどう生きるか考えれば必ず関わるものであると再認識した。