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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のぷりんのレビュー・感想・評価

3.8
ドキュメンタリーとしても映画としても粗い作りだけれど、それでも三島由紀夫という人間に惹かれる作品だった。

今の時代はSNSの普及もあって、右も左もエコーチェンバー現象の中に入り込み、対話ができていない。どちらにも思想的には相入れないのだけど、三島も全共闘も対話する姿勢があったのは素晴らしいことだよね。現代人も見習うべき。


ただ、全共闘からも三島からもホモソーシャルみを感じている。瀬戸内寂聴以外女性は出てこなかったし、あの時代の政治ががいかに男だけのものだったのかということが伝わった。


 
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