三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のゆみこのネタバレレビュー・内容・結末

敵対しているはずなのに三島のユーモアで笑いがおこるし、言葉に迷いがなく説得力のある話しぶり、カッコよすぎる。
殺されるかもしれない場所に乗り込んで、討論、最終的に拍手で送られる、シビれる。

芥と三島の討論、途中で口を挟まず、最後までお互いの話聞いて納得してから、ユーモアも混じえて嫌味なく返す感じ、知性も気品もあって素敵。

共闘しないという回答はしたものの、反米愛国の精神に右も左もない、あやふやな日本が許せないという点では同じというふうに、学生に敬意を払って、仲間に語っているようだった。
討論ってこうあるべきだなぁって思った。