清水

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実の清水のレビュー・感想・評価

3.8
 「革命は起こせると信じていた」という全共闘の言葉に私たちは目を背けてはならない気がする。

 本作が公開された時、私はまだ中学生料金だった。地元で1番大きな映画館に行くと、周りは中年ばかりだった。ただでさえ暗区うるさい映画館で、映画が始まるギリギリまで皆、本を読んでいた。異質だった。

 私はというと、やっぱり言葉の難しさに苦しんだ。芥氏の若い頃の姿に一目惚れしてみたり、テレーズ・デスケルウの話について行ってみたり。
清水

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