Eishin

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のEishinのレビュー・感想・評価

4.8
本作を観てる時に心が震えました


こんなに興奮した作品は初めてでした


終わった直後には、思わず拍手喝采をしました

本作は、2020年に三島由紀夫先生50年忌を受けてTBSアーカイブにずっと保管されていた三島由紀夫先生の貴重な資料映像をまとめたドキュメンタリー映画作品です


三島由紀夫先生は自分が憧れる文豪作家の1人でして


三島先生は常に日本を想って日々命懸けに生きておられました


本作にあるように、1969年というのは「政治の季節」と呼ばれるほど

左翼思想を持つ若者たちが一致団結して


かつての日本を取り戻すために命を懸けて闘い続けた1年でした


今考えると、この時の日本は最も国民の力が強かった頃であり、一人一人の言葉の力が政治にも強く働いていた時代とも言えるでしょう


三島由紀夫先生のような、右翼・タカ派などの自由なイデオロギーを盛んに発信出来たのもこの時代とも言えます


常々に、考えさせられるのは三島由紀夫先生がもし現代に生きられおられたらどうなっていたかです



おそらく、今の百田尚樹氏のような新党を立ち上げていたかもしれないし

もしかしたら違う勢力のやり方で自民党と対抗していた事は確かでしょう


確実に言える事は


三島由紀夫先生は、絶対に今の岸田内閣を激しく嫌っていたでしょうね


あんな政治腐敗、三島先生からすれば日本の大恥ですからね


自分もこの時代に生きていたら、おそらくこの闘争運動に参加していたかもしれません


実際に本作も「三島先生との論争に自分も参加したかったなぁ」と思いながら観てました



自分の祖父もこの頃は東大に通ってる時でして


学生運動に参加していたというのをよく聞いてました



本作を観れば、改めて今の政治がどれだけ衰えてる事が気付かされます


是非、学生の皆様に観て欲しい作品です‼️
Eishin

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