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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のmakkenのレビュー・感想・評価

4.3
帰りに文庫本が出ていたので買う。

文庫本だけだと、うーーん、読み通せないかな。映画をみたあとなら
よめる。
映画で、あの熱気のなかで聞く方が理解できた、と発見する。

「思想というものに力があって、知識というものに力があって」
というのが嫌い!!で、ありながら
小説家であり、言葉の力を信じ、で、同時に暴力は否定しない、という
のが三島由紀夫で、そりゃあ、一筋縄ではいかない。

熱気、熱情、に結論をだしてまとめようとすると、「観念界のお遊び」
と、幻想だ、不毛だ、といわれる、そういう緊張感が心地いい。
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