1995年にジブリでアニメ映画化された「耳をすませば」。その10年後を描いた作品。
10年後なら10年後をメインに作ればよかったのにね、と思ってしまうほどに、アニメで観たことのある中学時代の回想シーンが多い構成でしたね。
その10年の間に雫と聖司がどう過ごしてきたか、そこを描写した方が10年後を描くという意味があったのではないのかなぁ。
それとイタリアのシーンがイタリアじゃなさすぎて。コロナ禍の影響で国内のロケ地（ポルトヨーロッパ）使ったと推測されますが、にしてもね。
ところで遠距離恋愛の相手が訪ねてくるのに、自分の部屋に泊めてあげないってのは普通なんですかね？ホテル代もったいない（笑）
それほどにプラトニックなのに、結末はそっち？う〜む。
こういう構成にするのであるならば、アニメ版を丸々実写化するチャレンジをした方がよかったのではないかなぁなんて思ったり。
中学時代の子達の演技や演出は、わざとらしくはあるものの、アニメに寄せていて悪くなかったですし。
