いたみ

耳をすませばのいたみのレビュー・感想・評価

耳をすませば(2022年製作の映画)
1.0
金ロー鑑賞。
マジで最悪!!最低なことしてくれた!!
ジブリ作品というのは、島国日本のこの風土で生まれ育った人間誰しもに存在する記憶、思い出や風景(実際には無くてもなんかあった気がするそれら)を、「それはそこに確かにある」と、肯定してくれていると思う。思い出せないけど、確かにそこにあった。あったという事実が私を作っている。
それを勝手に「地球屋にはもう思い出しかないし」と言わせたのが最低。聖司を、雫のこと10年放置したアホ男にしたのも最低。
雫が会社で上司にブチ怒られてるシーンなんて、等身大の姿なんて、見たくないよ。ファンメイクならタイトルせめて変えてくれ。カス映画「BALLAD 名もなき恋のうた」も名前を変更したという点でだけ今再評価できる。
完璧なアニメーション映画、漫画を実写化するのは難しい。確かに、そのまんまの脚本で生身の人間にやらせることは罪だと思う。命持つものと命持たぬものの差がそこにはある。その理由での改変なら、納得できる。でもこれはそうじゃない。
ジブリ版を愚弄してるのに、ジブリ版に寄りかかって、ジブリ版見てないと意味不明な構成。
ガチで全部全部なんで????
いたみ

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