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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズのpeplumのレビュー・感想・評価

3.6
谷垣健治ハリウッド殴り込み映画として期待していた作品。
東京着いて新宿、渋谷、東京タワーときて岸和田城!!!き、岸和田城?!?!?というトンデモ感がすごく心地よかった。俺は今ハリウッド映画を浴びてると思えた。日本でロケするの特に東京は難しいと聞いてたけど車窓からならいけるっていう発明。『ラストサムライ』にも出てきた圓教寺が映ったのは嬉しい。
トラック串刺し日本刀祭りは楽しすぎる。
アクションはどれも楽しい映像だった。高低差あったりアイデアがたくさんなのは谷垣さんぽい。昔なにかの本で「開けた何も無いところではいどうぞって言われるのが一番困る」みたいなことを谷垣さんが書いてたのを読んだけど終盤そういうシーン2~3個あって大丈夫だったかなと思った。
イコ・ウワイスが出てくるの知らなくてテンション上がったし、シラットみたいな動きしてたのもよかった。野津山さん吹替。
平岳大(cv.子安武人)強い。仕草がハリウッドぽかった。浅野忠信みたいに本人吹き替えしないのかと思ったらおばあさんとアキコはやってたし、上手かった。
巨大アナコンダのシーンは???だったけどオチには必要だった。あと日本なのにヒュンダイ車にのってくるのは謎だった。

おこりんぼさんだな、お前の目の中に仁義を見た、血の誓いなどかなりTwitterのシッパーが色めき立つのもわかる。
しかし主人公が復讐するのでなく許していくのはいいが、トミさんが復讐にかられるってのは意外で、かつ主人公がいいように使われてるとしか感じられなくて乗れなかった。

木村昴はよかった。竹内順子が吹替するのズートピアくらいしか印象なくて意外だなーとみてて思ったけど忍者だからだったのね!井上和彦もそうか。
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