平和は大切。だから、平和を訴える。とても分かる。私が医療や福祉の人間だから、その意味はよく分かる。
けど、この作品のボランティアグループには胸クソ悪い気持ちしかしなかった。やりたい事は分かるけど、その為に命を投げ出す事になったランボーを理解しようともしない、ボランティアのやる事ですかそれが。
ボランティアは自分の身も自分でが鉄則でしょう。自分の力の範疇を越えて、できない事に手を伸ばすのは完全に間違い。何かあった時、とてもじゃない限りは二次災害を懸念してプロがやる事になってる。
道徳心の一切無い殺人マニアを相手に、レイプされて銃弾撃ち込まれても、ボランティアは文句を言うものじゃない。それが起きても、誰かを責めちゃいけない。
この映画は、本当に嫌い。グロいからじゃない、残酷だからじゃない。ボランティアがアホだから。
戦いが終わってもランボーに安堵を感じないし、敵はいないのに孤独。一人きり。とにかく淋しシーンで、観てられない。
記録。