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パピチャ 未来へのランウェイのmkのレビュー・感想・評価

4.0
すごく良かった。
シスターフッドであり、フェミニズム。
とても力強い作品で、気持ちが明るくなるような映画ではないけれど、エンパワメントされた。

途中、『アルジェの闘い』で、女性がハイクの下に銃を隠し持ち、戦いに参加していたことを思い出した。

「服装が問題なのではない。偏見が女たちを殺すのだ」肌の露出に関して、本作では宗教的な文脈で描かれていたけれど、これは無宗教である日本でも通ずる話。

とにかく辛いシーンが多いが、物語の90%が監督の実体験をもとに作られていると知り、また悲しくなった。また観たい。
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