yoko

マリグナント 狂暴な悪夢のyokoのレビュー・感想・評価

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)
4.6
malignantは悪性のという意味らしい。個人的に綴りからpregnant妊娠中を連想。処女マリアに受胎告知する天使はまさかのガブリエル。

オケアレンジでわかりにくいのだがPixisのwhere is my mindがかかる。Nirvana、parljamに言及しているシーンでわざわざあのイントロが流れる。いうまでもなくファイトクラブのEDテーマ。そういう意図がある。探してる片割れは実は、、、

背面を利用した本格3dアクションバトルは必見。不気味にしたいだけでなく、なにしろその必然性があるのが良い。留置場のちょい悪女の表情の変化が面白い。

妹が善良に100%振り切ってるのと、妹刑事のカップリングがありそうでないのが微妙に謎だが、出現後の主人公の表情は素晴らしい。

あとビデオメディアの不気味さね。鮮明すぎないのが良いよね。

外階段は実は身体能力!的なモルグ街オマージュかなとも思いました。



最後は若干インセプション的な電気消えるか消えないかのタイミングで終わるのも良い。
yoko

yoko