kdoty

狩りの時間のkdotyのネタバレレビュー・内容・結末

狩りの時間(2020年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

友達に勧められて観た。

韓国映画の貧しい人たちの表現がとてもリアルでどの映画で観てもすごく迫力を感じる。古い感じやボロい建物のセットは他の国よりカッコ良さが生まれてると思う。

映画を通してツッコミ入れたいのはヒットマンもうちょい真剣に追えやってところ。全然車取られてるし、なんで理由ないねん。ってツッコミどころ満載だった。

警察という立場からヒットマンになり、始めたことは終わらせなければならない。という言葉をもってジュンソクたちを追い回していたが、彼がなぜそんな事を始めたのかとかが気になった。
通貨の価値が暴落したり、換金できなくなったりするとこんな事になるのだなと新しい発見があった。
未来にもしこんな事があるのなら、海外に逃げるのが正解なのだろうか。

ジュンソクの大金稼いでもやりたい事がショボいという庶民的なことでも充分楽しんでいけそうなところが好きになった。

賭博場に強盗へ入る直前、鍵を銃で壊すときの構えてから1度深呼吸するシーンはかなり共感できたし、見てる自分も同じように深呼吸してしまった。すごく迫力があって良いシーンだった。

賭博場の金を狩る側の人間からヒットマンに命を狩られる側への転換。そして、そのヒットマンさえも狩られる側になる。弱肉強食の食物連鎖が綺麗に表されてた。

この映画の続きを観たい。
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