kyohei

ミナリのkyoheiのレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
4.0
アメリカの韓国系移民の家族を描いた良い映画でした。

最初は生まれつき心臓に疾患があって身体が弱かったデビットが、おばあちゃんの為に走るシーンはなんかウルウル(ToT)ときましたよ。

正直父親と母親の気持ちもどっちもなんかわかるからなかなか一筋縄では行けない話しだなぁと思いました。

娘のアンと息子のデビットの為に、農園を成功させた頼れる父親像を見せたいと言うのもわかる気もするし、母親のどんなことがあるかわからないから夢を見るよりもっと現実を、家族を見てよ…と言う気持ちもわかるので、どっちとも答えがないなぁと思いましたよ。

途中から物語に入ってくる祖母のおばあちゃん感は凄く良いなぁと思いましたよ。
孫にオシッコで復讐される所には、笑ったし、ストロングと孫を励ますシーンもグッときたました。
脳卒中になってあまり動けなくなってしまうのもなんかリアルだなぁと思いました。

最後の川の字で寝てる時に最初と違っておばあちゃんが幸せそうに見てたシーンもグッときました。
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