ハリウッド映画として、
そしてジョニーデップが演じる事により、日本四大公害病として知られる水俣病について、世界に再度周知される事になったと思う。
小学生の頃に公害病について学びはしたものの、その後は遠く離れた地域の公害病として自分の中にカテゴライズされてしまい、恥ずかしながらこの病気が起きた原因や症状等、学んだ事を全て忘れてしまっていた。
今回この映画をレビューするにあたり、水俣病について初めて検索をした。関連する動画も見た。言葉の選び方が適してないとは思うが、想像を絶した映像だった。
チッソ株式会社という会社の存在も全く知らなかった。(今は補償金を返すために存在している会社なのかな)
私にとっては過去に学んだ病気の一つといった認識になってしまっていたが、数十年経った今も苦しみ続けている罹患された方は沢山いるという事実。
日本では制作できずハリウッド映画となってしまったが、ある意味それで良かったんだと思う。
エンディングに全てが詰まっているので、最後まで席を立たずに鑑賞を。
ジョニーデップがユージンスミスそっくり。
美波が想像を超えて素敵な女優さんだった。