さくらん

MINAMATAーミナマターのさくらんのレビュー・感想・評価

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)
3.8
ジョニデの製作、主演で日本の公害問題を取り上げた、ファンとしてはうれしい作品。
当時の日本家屋や、風景に若干の違和感はあったけど、よくぞここまで作り上げたと思った。

ハリウッドで活躍する日本の役者がひととおり出演し、音楽は坂本龍一と豪華な布陣。

小学校の社会科で、高度成長期の公害問題として習ったけど、その当時から既に過去のものだと思い込んでいた。
ちゃんと考えれば気づく事なのに、現代でも解決には至っていないと、改めて勉強させてもらった。

作中では触れられていなかったけど、ユージンと、アイリーンがたった4年ほどで離婚して添い遂げていなかったのを知り、少しがっかり。
でも美波さん、ジョニデの相手役なんて心から羨ましい限り。

勝手にパイレーツの記憶から、ジョニーとビルのやり取りにもハラハラしちゃったりして。