写真にまつわる映画なだけあって映像の色味、画角、風景などこだわりを感じた。
唯一残念なのはロケ地が日本でないこと。
やはり日本の味を知っていると随所に出てくる風景などは海外の味がする。
途中出てくる日本人の子供が外国人顔だったりも。。笑
寿司屋に来てうまい寿司食べてる最中に
急にカリフォルニアロール出された感覚。
その辺の作り込みは甘いかも。
アイリーンさんが存命なので、
ノンフィクションとしてかなり実話に
近いストーリーテリングになっていそう。
ユージンさんの写真に対する情熱、特に「写真は被写体の魂だけでなくカメラマンの魂も奪う。だから本気で撮らないといけない。」
という思想に感動した。
自分の写真の撮り方なんてのは浅はかだったなと思う笑
自然派の自分にとっては環境汚染や公害にまつわる話はとても興味があるし、そうでない人も考えさせられる映画。
現代においてもカーボンニュートラルの効果は期待できないだろうし、地球の平均気温を2℃さげるなんてのは何のロジカルもないらしい。
資本に目がくらみ間違えを起こす社長は盲目で先見の明がないために失脚した。
被害者は水俣病に侵された子供の看病をしながらも共に過ごす時間を幸せだと感じ、正義のために戦い勝利した。
やはりホワイトに生きることが幸せになるための鍵なのかもしれない。
水俣病のような惨事を二度と起こさないためにも本質を捉え、個人で何ができるかが大切だという事も伝えてくれた。
近代においての出来事なので知っておく事も大切なはず。
同じように考える日本人が少しでもいてくれると嬉しい。
※この映画かなり批判もあるそうで。笑
水俣市はこの映画への後援を拒否したそうです。理由は「制作意図が不明」など。このご時世エンタメ要素ないとみんな観ないしその辺も含め意図を汲み取ってやれよ笑笑
ちなみに熊本県は後援をしたみたい。
「歴史や教訓を学んでもらうきっかけになる。世界的に発信されることに意義がある。」とのこと🫰
長くなりましたが最後に言わせてください。
ジョニーデップが眼帯してるシーン、ジャックスパロウやんけ