「死霊館」シリーズの最新作。
実在の心霊研究家のウォーレン夫妻をモデルに悪魔との対決を描くホラー（？）。
エクソシスト系映画はやっぱりわくわくしますね。
このシリーズ、実話を元にしてるので毎回ご丁寧にアバンで「これは実話です」て出てくるんですが、シリーズ初期の頃はまだしも、段々とインフレしてきて、今作に至っては完全に少年漫画の異能力バトルみたいになってましたね。
もはやブリーチ実写版とか、青のエクソシスト実写版と言われても違和感無いくらいのインフレっぷりで、ちょっと誇張したとかいうレベルでは無いので、さすがにこれを実話と言い張るのはムリあるやろ〜と思いながら見てました。
まぁシリーズ通してホラーとしては結局びっくり演出と音に頼ったりのワンパターンなので結構マンネリぎみ。
ただ悪魔が憑依したときの全身の骨ぼきぼきにするくらいの暴れっぷりとか、悪魔崇拝者の強キャラ感は楽しかったですね。
終盤の展開は、「来る」とか「コクソン」の祈祷バトルのようなお祭り感がありました。
悪魔の恐怖とかは正直だんだん薄れてますよね。
結局怖いのは人間ってオチだし。
ホラーとしての評価は微妙ということは自覚してるのか、最近は別の要素で盛り上げようという試みなのかなと思います。
まぁこれはこれであり。
